ウッドフェンスの経年変化とは?10年以上ノーメンテナンスでも腐らない「ハードウッド」の真実
ウッドフェンスの「経年変化」2つの大きな特徴
【色の変化】美しいシルバーグレーへの移行
ウッドデッキや木製フェンスの最も大きな視覚的変化は、時間の経過とともに訪れる「色の変化」です。天然木、特にハードウッドは太陽の紫外線や雨風にさらされることで、徐々に味わい深いシルバーグレー(銀灰色)へと退色していきます。
日本国内では「色落ち」とネガティブに捉えられることもありますが、欧州をはじめとする海外では、この変化こそが「自然の木が持つ本来の美しさ」として非常に好まれています。周囲の緑や庭の景観に溶け込む、天然木ならではの経年変化の魅力です。
【耐久性の変化】人工木(樹脂)との違い
ウッドデッキを選ぶ際、人工木(樹脂木)と天然木のどちらにするか迷う方も多いのではないでしょうか。実は、経年による「耐久性の変化」には大きな違いがあります。
人工木・樹脂木は「水(湿気)」に弱く、一般的に耐用年数は約10年程度と言われています。経年とともに内部から劣化が進むとリフォームや部分修繕が難しくなるのがデメリットです。
一方、天然のハードウッドは10〜15年以上が経過しても抜群の耐久性を誇ります。万が一傷んだ場合でも、その部分だけを張り替えるなどのメンテナンスやリフォームが容易な点も大きな強みです。
ウッドデッキの寿命(耐用年数)を伸ばす設置環境のポイント
日当たりと風通し
ウッドデッキや木製フェンスの寿命は、設置される「環境」にも左右されます。どんなに強い木材であっても、常に湿気が溜まる場所や風の通らない場所では、耐用年数が短くなってしまう原因になります。
逆に、「太陽の光がよく当たる」「風通しが良い」「湿気が溜まりにくい」という条件が揃った環境であれば、木材がすぐに乾くため、耐用年数はさらに長く伸びることになります。
メンテナンスの手間
今回ご紹介したハードウッド(ウリン、イタウバ、サイプレスなど)は、基本的に「塗装不要(ノーメンテナンス)」で長くお使いいただけるのが最大のメリットです。
もし「シルバーグレーではなく、施工当初の木の色味をできるだけ長く保ちたい」という場合は、定期的に木材保護塗料(ウリンオイルなど)を塗布することで、美観をより長くキープすることができます。ライフスタイルに合わせてお手入れを楽しめるのも天然木の魅力です。
ハードウッド別の経年変化・施工例
ひのきサイプレス 15年経年変化 施工例 2006年施工完成
15年間ノーメンテナンスでも問題なし!今回初めてサンダー掛けと保護のための塗装を施したそうです。
ウリン 13年経年変化 施工例 2008年施工完成
ひのきサイプレス 12年経年変化 施工例 2009年施工完成
サイプレス独特の節が経年変化でいい表情を醸し出しています。11年経った今も施工当時とおなじ使用感です。
イタウバ 11年経年変化 施工例 2010年施工完成
多少の色落ちはありますが、状態はほとんど劣化なし。
ずっと変わらぬウッドフェンスライフを送っています。
イタウバ 15年経年変化 施工例 2006年施工完成
塗装は10年ほど前に1回塗り直しをしたのみです。
多少の色落ちはありますが、割れや腐りはほとんどなく全く問題ない状態で使用できています。
イタウバ 12年経年変化 施工例 2008年施工完成
青森の豪雪地帯で12年、ほぼノーメンテナンスで使っています。
手摺りやステップなど、積雪が多い部分に細かいひび割れや退色があるものの、ゆるみも狂いもなく、頑丈そのもの。
アマゾンウリン 13年経年変化 施工例 2008年施工完成
ウッドデッキと家を囲む木製フェンスです。
施工してから12年が経過しましたが、ごらんのとおり現役で活用されています。
経年変化による退色がすすみ、美しいシルバーグレー色になりました。
ブラジルセランガンバツ 12年経年変化 施工例 2009年施工完成
9年前に設置した横張フェンスです。
一度大型台風で隣家の物置小屋が飛んできて激突して傾きましたが、フェンス板が折れたりする事は無く、2日ほどで 修繕できまいた。ハードウッドの耐久力の高さ、品質の良さを実感した所です。
イぺ 施工例 12年経年変化 施工例 2009年施工完成
11年前にDIYで造ったウッドフェンス。
硬くて加工が大変でしたがイペ材で作ってよかったです。
腐らず塗装いらずで快適です。
シルバーグレイのいい色になってきました。
































