貨物自動車(トラック)は、サイズによって分かれています。
- 小型トラック(別名:2t・3tトラック)
- 中型トラック(別名:4tトラック)
- 大型トラック(別名:10tトラック)
貨物自動車の分類は、道路運送車両の保安基準によって、大型車と中型車は重量、中型車と小型車は寸法と積載量で分けられています。
道路標識
公道には様々な道路標識が設置してあります。
下記標識のある道路には、4トン車トラックが進入できません。
4t車トラックが進入通行できない道路にある道路標識
道路区分には様々あり、ごく一般に言われている市道、つまり「市街地区域外極少指定道路」では、2.5m の幅の車両が通行しうる最低の道路幅員は 4.0m と道路構造令に定められています。
住宅街に通っている道路がいわゆる市道ということになるのですが、住宅の密集している中心部の道路には、先ほどの道路標識が設置されていないことがあります。
周囲の大通りから住宅地に入る道路の箇所にはその道路標識が立ててあるので、中心部には敢えて設置されていないのが理由のようです。
家の前の道路幅だけでなく、大通りからの進入経路の道路も確認する必要するようにしてください。
道路幅
道路運送車両法に、普通自動車(小型乗用車/5・7ナンバー)の車両総幅は 1.7m未満と定められていますので、5・7ナンバーの車2台がなんとかすれ違うような道路は「市街地区域外極少指定道路」で、道路の総幅は 3.5m ほどしかありません。
3t車までは通れますが、4t車は通れません。
4t車トラックが進入通行できる道路かどうかを判断する簡単な方法
- 普通自動車2台が、充分な余裕を持ってすれ違うことができるか?
- 大通りから、上記の道が目的地(お届け先)まで広さが続いているか?
- 大通りから進入して、行き止まりになっていないか?
- 大通りから目的地までに、道が湾曲していたり、曲がり角があるか?
※ここで言う普通自動車は、小型乗用車(5・7ナンバー)を指します。
上記のいずれかに該当する場合には、4tトラックは進入できません。
家の前の道路幅だけでなく、大通りからの進入経路の道路も確認するようにしてください。
周辺の道路事情で良く分からない場合には、当社のコンタクトセンターにて Googleマップ や Google Earth などを利用してご案内・確認ができると思いますので、お気軽にお問い合わせください。
周辺の道路事情で良く分からない場合には、お届け先の住所をお知らせください。
資料・データ
小型・中型トラックの寸法
車種 |
全長 |
全幅 |
全高 |
小型トラック |
4.7m 以内 |
1.7m 以内 |
2.0m 以内 |
中型トラック |
12m 以内 |
2.5m 以内 |
3.8m 以内 |
大型トラック |
2tトラックの寸法
|
全長 |
全幅 |
ショート |
4.7m |
1.7m 程度 |
ロング |
6.0m |
1.9m 程度 |
ワイドロング |
6.0m |
2.1m 程度 |
乗用車の幅サイズ
軽自動車 |
全幅 1.48m |
小型乗用車(5・7ナンバー) |
全幅 1.7m |
普通乗用車(3ナンバー) |
全幅 2.5m |